同連盟が主に懸念しているのは、ギリシャ、セルビア、マケドニアで暮らしている移民たち。連盟によると、移民たちは困難な状況の中で暮らしており、寒さがさらに状況を複雑にしている。
国際人道支援組織「国境なき医師団」も、ギリシャの島々の満員状態のキャンプやテントで凍える移民たちの行く末を強く懸念している。
「国境なき医師団」のオペレーショナルコーディネーター、ステファノ・アルジェンツィアノ氏は、難民問題に関するEUとトルコの合意、そして事実上の「バルカンルートの公式な閉鎖」を激しく批判し、「我々は今日、欧州で保護と安全を探しているだけの人々を犠牲にし、抑止のための手段として使っている欧州の政策の最も残酷で非人道的な結果を目にしている」と述べた。