「僕の文学の欠点は、小説の構成が劇的すぎることだと思う。ドラマティックでありすぎる。どうしても自分でやむをえない衝動なんですね。大きな川の流れのような小説は、僕には書けないんです」と三島由紀夫が語った。自分の死について「死の位置がね、肉体の外から中に入ってきた気がする」と語った。
新たに見つかったのは、三島由紀夫がイギリス人の翻訳家に対し語った1時間20分にわたる未発表の肉声テープ。テープは、TBSの社内から発見された。特別に保管されていましたが、その存在はほとんど社内でも知られていませんでした。
三島由紀夫の研究者は、「新たな見方を提供する一つになる」と主張。