澄川さんはリアノーボスチ通信からのインタビューに対し、プーチン大統領がその味を褒めた「東洋美人」は大統領の訪日後、1週間で品切れとなったと語った。
「東洋美人」の製造は年間わずが2万本ほど。澄川さんは「東洋美人」がプーチン大統領に振舞われるということを事前に知らされておらず、消費者が殺到する事態に全く備えがなかったという。注文の電話はひっきりなしに鳴り響き、瞬く間に酒蔵は空っぽになった。次の出来上がりをたくさんの人が待っており、澄川さんの話では全員の注文に答えるにはさらに2-3ヶ月が要される。
プーチン大統領は12月16日、訪日での首脳会談を締めくくった合同記者会見で冗談を交えて「温泉(熱い源)は1つだけ体験することができました。それは地元のお酒です。『東洋美人』という名の」と語っている。
先に、専門家はいかにプーチン大統領の訪日を評価しているかが伝えられた。