また調査に協力した人のうち、53%弱が「ロシアは豊かな国だ」と確信し、58%が自分達は「豊かな国」に住んでいると答えた。逆に「貧しい国」に住んでいると回答したのは33%だった。
さらに「世界でロシアはどのように見られていると思うか」という質問に対しては、「豊かだと思われている」が70%、「先進国と見られている」が60%、「自由な国と考えられている」が56%との結果が出た。なお調査参加者の四分の三、73%が「ロシアは世界で尊敬されている」と答えている。
その一方でほぼ半分の51%の人々が、世界でのロシアに対する受け止め方は全体的に、「客観的でない」と見ており、「客観的だ」と答えた人々、36%を上回った。
なお、「世界でロシアは恐れられている」と見ている人の割合は、86%にも上った。
また調査参加者は、世界におけるロシアの影響力について、67%が「ここ数年ますます高まった」、19%が「低下した」と考えている。なお現在におけるロシアへの世界の態度、ロシアとの関係については、48%が「悪い」、42%が「よい」と答えた。
なお先に伝えられたところ、日本の内閣府が行った外交に関する世論調査で、日露関係が良好だと答えた人は今年1月の前回の調査と比べて6ポイント上がった。