これまで「レオポルド」型戦車は、無敵とみなされてきた。同型戦車は、コソボやアフガニスタンでの軍事作戦で使用されたが、比較的近代的な対戦車兵器を持つ過激派イスラム運動体「タリバン」戦闘員らでさえ、この戦車に対抗できなかった。
新聞報道によれば、今回「ダーイシュ」戦闘員が「レオポルド」戦車を撃破できたのは、トルコ軍兵士の経験不足によるものか、あるいはトルコ軍最高司令部のミスによるものであった可能性が高い、とのことだ。
新聞ウェルトは「戦闘員らは、戦車のどの部分が、対戦車砲に最も弱いかをはっきり理解したうえで攻撃した。戦車は、前線用のもので、そのため後ろの装甲部分の強度が不十分だ」と指摘している。
なお新聞の評論員達は「ドイツの軍事産業は、常に『レオポルド』型戦車の新たな改良に取り組んでいおり、今ある欠点は、次のモデルでは払拭されるだろう」と強調している。
なおそれより前にロシアの主力戦車Т-90が、専門誌「ザ・ナショナルインタレスト」の選ぶ世界最強の戦車トップ5入りした。