サムスン電子は昨年10月11日に生産打ち切りを決定した後、発火原因を調べてきた。発火につながる条件を再現する実験を繰り返したが、条件の特定には至らなかったとされる。発火原因は機器本体の問題というよりバッテリーの問題だと指摘される。
ギャラクシーノート7は前モデルに比べ大容量のバッテリーを搭載した。バッテリーの設計が大幅に変更されたにもかかわらず、サムスン電子はバッテリー製造工程の検証を従来と同じ方法でしていたようだ。検証方法を変えなかったためにバッテリーの欠陥を見落とした可能性があるとの見方を示した。