ペスコフ氏は「我々の情報システム、情報資源、我々のメディア、金融機関である銀行へのサイバー攻撃についてだが、これらの攻撃は新しいものではない。攻撃はずいぶん前から続いている… もちろん我々の関係当局はサイバーセキュリティ、極めて重要なシステムやその他のシステムを確保するために必要なことを全て行っている」と述べた。
またペスコフ氏は、露大統領府のホームページは常に攻撃されていると述べ、「我々の管轄機関がこれらの攻撃の足跡を追跡しようとする時、これらの足跡は欧州諸国、米国、カナダ、中国、そしてインドへ向かっている」と語った。
またペスコフ氏は、一方でロシア側がこれらの国々の政府を非難したことは一度もないと指摘し、「どこかの政府に対して我々が何らかの非難をすることは浅はかであり、ばかばかしいことだと思う」と述べた。
これより前、米国国家情報長官は、米大統領選でトランプ氏に加担するためにロシアがハッカー攻撃を行ったとする中央情報局(CIA)の主張に不支持を示した。