抗議行動は左翼及びイスラム教徒活動家によって組織された。抗議市民は米軍のフィリピン駐留を止めさせ、ドゥテルテ大統領に対しては独立外交を続行し、トランプ新米大統領のいいなりにならぬよう呼びかけた。抗議市民の中にはトランプ氏の移民やイスラム教徒への発言から、同氏を帝国主義者としてオバマ前大統領より危険視する声も挙げられている。
プラカードには「ドナルド・トランプはフィリピンに首を突っ込むな」という文句が踊った。
AP通信の報道によれば抗議行動は無秩序状態には陥らずに行なわれた。大使館の正面入り口に前には軍人らが立ち、抗議市民らの接近を許さなかった。