サムスンによると、ノート7には2種類のバッテリーが搭載されたが、それぞれ別の欠陥が確認された。サムスンが調査を依頼した米国やドイツの専門機関も同様の結論を出した。韓国メディアによると、2種類はサムスンの系列企業、サムスンSDI製と中国企業ATL製。
サムスンの高東真・無線事業部長は会見で「発売前に問題点を確認できず責任を痛感している」と陳謝した。
ノート7は昨年8月に米韓などで発売後、発火トラブルが相次ぎ報告された。サムスンは9月にリコール(無料の回収・修理)を発表したが、交換後の代替品でも発煙事例が報じられ、10月になり生産と販売の打ち切りを発表した。