「我々はロシア、米国、中国が互いの関係を築くことに支持を表明する。なおかつこのトライアングルは閉じたものであってもならず、他の諸国に不審の念を抱かせるようなプロジェクト向けたものであってはならない。」ラヴロフ外相はロシア議会下院（国家会議）での政府代表者の発言時間の中でこう語った。
ラヴロフ外相はまた、中国とロシアの関係は手本だと指摘し、さらに次のように語っている。
「露中関係および戦略パートナー関係を固める路線は変わることなく維持されている。こうした関係を我々は２１世紀の責任を担う大国にとっての手本だととらえられている。我々の外交政策の相互関係は国連においてもそうだが、グローバルな安定を保つ重要なファクターとしてすでに認められている。」
これより前、中国がロシアとの国境付近に大陸間弾道ミサイルを展開した可能性があるとの報道を受けて、ペスコフ大統領報道官は、ロシア政府は中国の軍事力拡大を脅威とみなさないと述べた。
