ニコノフ氏はスプートニクに次のように述べた。
「馬鹿馬鹿しい。ノーベル賞委員会へ影響を与える手段が我々にないことは明らかだ。さもなければ、我らが同胞市民がより頻繁にノーベル平和賞を受けていただろうから。」
先にノルウェー放送協会(NRK)は、ノーベル賞委員会の新会長とロシア外交官の会合を受けて、ノルウェーの防諜組織がこれを、ノーベル平和賞がウクライナのポロシェンコ大統領に渡らないようにするため、ロシア情報機関が委員会に影響を与えようとする試みだと見なしたと報じた。
ロシア大使館はこれに応え、このような訪問は普通の外交的実務であり、ロシアを悪魔的に見なすことは多くの場合、情報機関の権限拡張に用いられると発表した。
なお先に伝えられたところ、米国民のうち、昨年の米大統領選挙キャンペーン中に発生したハッカー行為がロシアによるものだったという噂を信じていない人の割合は3分の1以上に達した。