数人が依然として拘束されているケネディ国際空港でのデモは縮小したが、マンハッタン南端のバッテリー公園では数千人が集まり「米国は移民によって建国された」などとするプラカードを掲げて気勢を上げた。
ワシントンで開かれたデモでも参加者は「差別主義者は出ていけ」「入国禁止をやめろ」と声を張り上げた。デモ行進はホワイトハウス前から連邦議会議事堂に向けて行われ、イスラム教徒の女性が身に着けるスカーフ「ヒジャブ」をかぶる女性の姿が目立った。
デモはロサンゼルス国際空港でも行われ、ロサンゼルス・タイムズ紙によると、数百人が「(入国)禁止にノー、壁にノー、トランプにノー」などと書かれたプラカードを掲げた。共同通信が報じた。