30日、日本時間13時42分の時点でブレント原油4月先物価格は0.57%ダウンの1バレル55ドル38セント、WTI原油の3月先物価格も0.47%値下がりして1バレル52ドル92セントの値をつけている。
ベーカー・ヒューズの発表によれば米国ではこの1週間でリグの数が18台(2.5%)増えて712台に達した。これにより1年間でリグは93台(15%)増えたことになる。石油ガス別では石油用リグは年間で15台(2.72%)増の566台に、またガス用リグは3台(2.11%)増の145台となった。
ANZ銀行のアナリストらはOPECの産油削減量は米国の増産量を大幅に上回っていることから、過去2年で増大した世界の石油備蓄量の縮小を促すとの見方を示している。
伝えられたところによると、リビアが過去6月で原油生産量を3倍に増加した。これは産油国が目指す原油価格上昇の妨げになる可能性がある。ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。