「ミリタリーニュース」によれば2016年だけで米国はアフガニスタンで456回の空爆を行ったものの、アクセス可能なデーターベースにはこれは記載されていない。データーベースは米空軍が入力を行い、米議会、軍事アナリスト、米国の同盟国、研究者らは公式的なデーターとしてこれに基づいた判断を行う。これらの空爆はヘリコプター、無人機によって行われていた。
報道によれば、こうしたデーターベースは2001年10月、「テロとの闘争」が開始されてから完全なかたちでの入力が行われていない。
軍部の匿名の情報提供者は、米国は空爆を隠蔽しようとしたわけではないと語る。「空爆は以前も追跡されていた。追跡はいつも行われていた。ただ我々はたとえば(ヘリコプターの)『アパッチ』が行う空爆の回数はチェックしていない。」
ただし「ミリタリーニュース」の指摘では米軍はこうした「アパッチ」を過去15年間にわたって使用しており、特に「ダーイシュ(IS、イスラム国)」に対するテロ闘争で最も頻繁に用いられている。