パレスチナ側は、パレスチナ人の土地を盗む行為に当たるとして「受け入れられない」と、激しく反発している。
ロイター通信などによると、この法律の対象となる住宅は約4千戸に上る。土地の所有者には金銭や代替の土地による補償が提供される。ただイスラエルの検事総長は国際法違反との認識を示しており、イスラエルの最高裁が違憲と判断すれば、この法律は無効になるという。
6日にロンドンで英国のメイ首相と会談したイスラエルのネタニヤフ首相は国会での投票に間に合わなかったが、親イスラエルの立場を示すトランプ米政権には既に法案を説明したとしている。