トランプ政権下で中国製品に対する制裁関税が正式に決まるのは初めて。共同通信が報じた。
また、産経新聞によると、対象となったのは「二軸ジオグリッド」と呼ばれる樹脂製の素材。2016年1月にジョージア州の企業が中国製品による被害に関する調査を申請していた。14年の輸入量は924万9千ドル(約10億円)で、前年比76・6%増と大幅に伸びていた。
米国際貿易委員会(ITC)は中国から輸入される道路舗装工事用の素材が不当に米国内で安く販売され、米国企業に被害を与えていると認定した。この結果、商務省が決めた372・81%の反ダンピング(不当廉売)税率と、最大152・5%の相殺関税率の適用が確定した。