文書では、問題の戦闘員14人について述べられている。
「ダーイシュ」の戦闘員に加わったベルギー人は、背中に痛みがあるため戦闘には参加できないという診断書を提出した。フランス人は、フランス領内で自爆するためにイラクから退去したいと述べ、さらに複数のテロリストがシリアへの移動を求めたり、戦闘への参加を拒否したという。
24歳のアルジェリア系フランス人に関する備考には、「彼は戦うことを望んではおらず、フランスへ戻ることを望んでいる。彼の意思は、フランスでの殉教作戦だと主張している。病気だと言っているが、診断書はない」と述べられている。
ワシントン・ポスト紙がハーグを拠点にするテロ対策国際センターの情報をもとに伝えたところによると、外国人戦闘員4000人超が欧州諸国からイラクやシリアへ向かい、うち3分の1が祖国へ戻った。
武装グループの研究を専門とするアナリスト、アイマン・タミミ(Aymenn al-Tamimi)氏によると、大勢の外国人戦闘員が、ダーイシュのメンバーになることは彼らが期待していたものではなかったことを理解した。戦闘員らは、ダーイシュの一員であることは冒険となると思っていたという。
伝えられたところによると、アレッポ解放の後、テロリストがトルコ国境を通じ、人間の臓器を大量に販売していたことが確認された。「救急医療」の医者は実際には人間の臓器摘出と販売を手がけていた。「救急治療」の医者と患者がスプートニクのインタビューに応じた。