アシリ氏は「スプートニク」のインタビューで、「まもなく安全性、安定性、そして全イエメンを統治する合法政府が戻って来る。すでに今、合法政府は領土の85%を管理している。クーデターの支持者たちが残っているのはサヌア、そしてサダの複数の地域のみだ」と語った。
またアシリ氏は「イエメン政府はモカの港と町を管理している。現在軍が町の内部で抵抗の火種を根絶している。今これらの人々は、殺されたり捕虜にならないために一般市民を装って町を後にしている。この数時間の間に町は完全に合法政府の管理下に移った」と伝えた。
イエメンでは2014年からシーア派の運動体「アンサール・アッラー 」の反政府武装勢力フーシ派及びサレフ前大統領を支持する軍の一部と、政府軍とハディ現大統領支持派との間で武力紛争が続いている。政府は地上と空からサウジアラビア主導のアラブ連合軍の支援を受けている。