日本におけるサンボ選手権は今回もう43回目を数え、プーチン大統領杯という名前が冠せられてからは5回目となる。プーチン大統領が、サンボと柔道のスポーツマスターの称号を持っていることから、ソ連時代に体系化された武器を持たない護身術であるサンボの日本での大会に大統領の名がつけられた。
リア-ノーヴォスチ通信記者に国際サンボ連盟のセルゲイ・タバコフ専務理事が伝えたところでは、今回の大会には120人の選手が参加している。専務理事は「この参加者数は、非常に満足すべきものだとさえ言える。ましてサンボは日本人にとって主要なタイプの格闘技ではなく、我々が生んだものなのでなおさらだ」と述べ、次のように続けた-
「世界でのサンボ人気で言えば、旧ソ連諸国を除けば。恐らく日本が一番だと思う。外国の人達は、サンボはロシアの柔道だと言っている。ルールも近いし、世界の柔道でさえ、多くのことがサンボの方向に変わっている。」