研究所のホームページに掲載された世論調査では、「ロシア人の67%がNATOを脅威、3パーセントが防衛とみなしている」と述べられている。残りの人々は分からないと答えた。
なお東ヨーロッパでは大部分の人がNATOを防衛と考えている。ポーランドでは回答者の62%がNATOを防衛とみなし、脅威と考えているのはわずか8%だった。コソボでは90%、アルバニアでは70%の回答者がNATOは自分たちの防衛だと考えていることが分かった。一方セルビアでは64%の回答者がNATOを脅威とみなしている。
旧ソ連諸国でNATOを脅威と考えている人が最も多かったのはベラルーシで54%、防衛と答えたのは3%だった。グルジアでは脅威が8%、防衛が37パーセント、ウクライナでは防衛が29パーセント、脅威が35%だった。
先に同様の世論調査がEU市民を対象に実施された。