記事では、米国は膨大な防衛費のみに基づいて自国の軍を世界最強だと考えているが、多額の予算は軍事的成功を保障してはいないと指摘されている。
ワデル氏は、高価なM1A1戦車は20ドルの弾丸によって破壊され、数十億ドルの空母はミサイルの一斉射撃で撃沈される可能性があると指摘している。
またワデル氏は、他の国々が成し遂げた結果と、米国の作戦の結果を比較することを提案している。特にロシアが全軍に拠出している額は、米海軍が受け取っている額の半分だが、少なくともロシアは米国をシリアで「気まずい状況」に置くことができたと指摘されている。
ワデル氏は、米軍は控えめな予算でより効果的な活動ができるとの結論に達した。
ワデル氏は、武器購入システムの改革、不要な出費を明らかにするための監査の実施、第一に高度な技術を有する人材の軍への引き込みを呼びかけている。