OPECは2016年11月30日にウィーンで開かれた総会で、産油量を10月の水準から日量120万バレル削減し、3250万バレルにすることで合意した。
マリンチェンコ氏は、「我々は、サウジアラビアや、合意を後半半年延長するか、あるいは延長しないかを決定する他の国々が、恐らく結局のところ減産合意を延長しなかった場合に起こる原油価格の急激な下落を回避したいという願いに従い、延長するのではないかと考えている」と述べた。
マリンチェンコ氏は、OPECに加盟する一連の国々の予算は原油価格に左右されているため、彼らにとって許容可能な原油価格は、経済安定の基盤だと説明した。