式に出席したロシア政府観光局のオレグ・サフォノフ代表は、「事務所解説はロシアにおける日本観光の広範な促進と両国関係の強化を促すだろう」と語っている。
これに対して上月大使もモスクワ事務所の開設で日本におけるロシア人観光客の数増大に必ずや弾みがつくとの確信を示した。
JNTOの松山良一理事長は2016年日本を訪れたロシア人は5万5千人で、逆にロシアを訪れた日本人の数はおよそ10万人に達していると指摘した。
これより前に伝えられたところでは、日本政府は南クリル諸島(北方領土)へ元島民らが旅券や査証ビザなしで行う訪問について、従来の専用チャーター船での往来に加え、航空機を活用する方向で検討に入った。