この調査には、年齢25歳から60歳までのボランティア2000人が参加した。それによれば、人差し指より薬指の方が長い男性は、高い給料を得るチャンスが若干大きいとのことだ。一方女性の場合は、もし人差し指と薬指の長さが大体同じなら、その女性は平均して、指の長さが違う人より給料を多く稼いでいる。
専門家らは、こうした調査結果について、指の長さの差が、胎児が発達する段階でのテストステロン(男性ホルモンの一種)のレベルの高さに起因する事と結びつけて考えている。
なお調査の結果をまとめた学者グループの論文は、雑誌Economics and Human Biologyに掲載された。
先の報道では、モスクワ国立大学の研究者とストックホルム大学の研究者らは、彼らが生産した人工の抗酸化物質SkQ1が老化を遅らせることができるとの確信を示した。