ロシアのゲンナジイ・ガティロフ外務次官は「チュルキン大使の死は、基本的に大きな悲しみを持って受け止められた。国連安保理事会も、それに対し、報道機関向けの特別声明をもって対応した」と述べた上で、次のように強調した-
「ウクライナ代表団を含め若干の国々が、自分達の政治的立場を踏み越えることができず、国連安保理事会代表の公式的な声明採択に賛成しなかったことは残念でならない。そのためお悔やみは、口頭によるものだけになってしまった。」
なお2月1日から、国連安保理事会の議長国は、ウクライナが務めている。
またロシア外務省のマリヤ・ザハロワ報道官は、自身のフェイスブックの中に「今回の対応は、ウクライナの現当局の性格をよく表している。良い事は何もすることができず、自分自身を含めすべてをますます台無しにするだけだ」と書き込んだ。