北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、3年間にわたる朝鮮半島での武力紛争(1950年から1953年)の後、平和条約に調印がなされていないため、北朝鮮は「技術的に米国との戦争状態にある」と指摘している。
「労働新聞」は、「人民共和国の防衛力強化のために平壌がとっている法的措置を非難する権利を誰も持っていない」と強調し、「我々の国のミサイル発射はいつでも行われる可能性がある。もしワシントンがこれまで通り平壌に圧力を加えるならば、朝鮮民主主義人民共和国は米国とその協力者に対して物理的措置を講じる」と主張している。
先の報道では、韓国の情報機関、国家情報院は14日、北朝鮮が12日に発射した新型弾道ミサイル「北極星2」の射程は2千キロ以上との分析を韓国国会に伝えた。