土曜日に出た、メディアグループFunkeのインタビュー記事の中で、ドイツのメルケル首相の盟友で、同国連邦議会CDU/CSU(キリスト教民主同盟・社会同盟)会派院内総務を務めるフォルカー・カウダー議員は、このように述べた。
カウダー院内総務は「もしトランプ大統領が、EUあるいはドイツの製品にペナルティデューティを課すならば、欧州は、米国製品に対し全く同じものを導入しなくてはならない」と述べ「我々は、誰とでも仲直りができるわけではない。ワシントンの友人達に、かつて鶏肉あるいはスパゲティが原因で貿易戦争が起き、それが双方にとって大きな実りのないまま終わったことを思い起こさせる必要がある」と付け加えた。
カウダー院内総務はまた「米国が、輸出国であり続けるかどうかは、自由貿易にかかっている」との確信を示し「我々は落ち着いてそして確信をもって、もしトランプ大統領が約束していることをするならば、欧州はそれに答えざるを得ない」と話をまとめた。