文書では「より緊密な政治的統合である広範な権限を有する国々の連邦連合に向かって進む時期が訪れた。我々はこのような将来の展望が強い抵抗を呼ぶものの、複数の惰性がすべての停滞となることはできないのをよく知っている」と述べられている。
書簡には、ドイツ連邦議会のノルベルト・ランメルト議長、フランス国民議会のクロード・バルトローヌ議長、イタリア下院のラウラ・ボルドリーニ議長、ルクセンブルク国民議会のマルス・ディ・バルトロメオ議長が署名した。
先の報道では、オーストリアの新聞Die Presseは、掲載した論文の中で「EUは、抜本的な機構改革を必要としている。なぜなら欧州の統一は、勢力を増しつつある右派ポピュリストらの運動に、そして若干のEU加盟諸国の野望に脅かされているからだ」と指摘した。