デトロイト連邦地方裁判所で、VW社の代表は、3つの刑事事件、つまり米当局を欺く目的で陰謀を企てた事、司法妨害をした事、虚偽の届け出により製品を輸入した事を認めた。
VWは、テストの際、ディーゼルエンジンが出す有害な排出物の数値を歪めることのできるソフトウェアを使用するという違反行為を行った。そうして得たウソの情報は、米国の規制当局や消費者に示された。
それ以外にVW社は、不正行為の証拠となる文書を廃棄したことを認めた。またVW社は、数年にわたって米国に、偽造書類が送付された自動車を輸入していたことも認めた。
なお自らの罪を認めた裁判の中でVW者側は、28億ドルの罰金支払いに同意した。