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民間企業Planet Labsの衛星が3月6日に撮影した写真には、労働者らが島の一部で工事しており、おそらく北島(アンフィトリテ諸島に属する)の湾を利用する準備を進めているように見える。作業は、台風により昨年中断していた。
この問題に詳しい嶺南大学のチャン・バオフエヤ氏の意見では、パラセル諸島に施設を建設することで、中国当局は、南シナ海における自分達の立場を強め、より重要性の高いスプラトリー諸島での立場を確保できると見ている。
なお中国国防省スポークスマンは、通信社の取材に対し、島で何らかの仕事がなされていることについて「自分達は知らない」と答えた。