ベルルスコーニ氏は15日付けのミラノ紙「 Il Giornale」に掲載されたインタビューで、「複数のノーベル経済学賞の受賞者たちの話を聞き、私は我々にとって非常に高くつくであろうユーロ圏からの脱退をしないという意見に傾倒している。ユーロはまず国際貿易のために維持されなければならないが、家族が一緒に使うための通貨となる新たなリラを流通させる必要がある」と述べた。
ベルルスコーニ氏によると、ユーロ創設はイタリアの国有資産の約半分が失われる原因となり、イタリア人の4人に1人を貧困状態にして貧困層を著しく増加させた。
野党「フォルツァ・ イタリア」を率いるベルルスコーニ氏は、「そのため我々のプログラムでは、より少ない税金、より少ない政府、より少ない欧州が提案されている」と指摘した。