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ドイツの活動家らは、32万人の難民の子どもが順応できるように、アラビア語の課外授業を行うことを提案している。
独ハンブルクのキューネ・ロジスティックス大学のトーマス・ストロートテット (Thomas Strothotte) 総長は、ドイツの全学校で小学1年生から中学校まで、アラビア語を必修科目にすることを提案。ストロートテット総長は、これによりドイツ人の学生はアラビア語を、アラビア人はドイツ語を学ぶようになり、学生たちの条件は平等になると説明する。
ベルリンにあるアラブセンター「コルドワ」付属学校のアンサフ・アッザーム校長はスプートニクに、アラビア語のコースの数が増えていると語った。現在、アラビア語が学校での必修語になるという傾向が進んでおり、議会は、ドイツの今日の情勢に応えるアラビア語必修科目化の提案を承認するとアッザーム氏は見ている。これはドイツの経済と政治にとって有益だ。