中国が軍事拠点化を進める南シナ海問題も取り上げ、北朝鮮問題とともにサミットの主要議題にするよう求める。共同通信が報じた。
首相のドイツ訪問は昨年5月以来で4年連続。メルケル首相との会談では、世界経済や安全保障を巡る認識を共有し、サミットの議論をリードしたい意向だ。メルケル氏はトランプ米大統領と会談した直後で、日米欧の連携の在り方を巡り意見を交わすとみられる。
フランスでは、5月に退任するオランド大統領と、在任中に強化した日仏関係を再確認する。初会談となるイタリアのジェンティローニ首相とは信頼関係構築を重視。サミット成功に向け協力を申し合わせる。
ベルギー・ブリュッセルでは欧州連合(EU)のトゥスク大統領らと会談し、日EU経済連携協定(EPA)締結交渉の早期妥結を確認する。22日に帰国する。