プーチン大統領 米国のシリア攻撃は対露関係に深刻なダメージ ペスコフ報道官

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ロシアのプーチン大統領は米国の行ったシリア攻撃はロシアとの関係にダメージを与え、対テロ闘争の国際的な連立を組む上で深刻な障害を生むとの見方を示している。ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ公式報道官はこうした声明を表した。

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「米国政権のこうしたアプローチは、ただでさえひどい状態にある露米関係にさらに深刻なダメージを与えるものだ。」ペスコフ公式報道官は米国の空爆にコメントしたなかで記者団に対してこう語った。

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「肝心なのは、プーチン大統領も語っているように、このアプローチは我々を国際テロとの闘争という最終目的に近づけるものではなく、逆にそれと戦うための国際的な連立を組む上で、この世界全体を覆う悪に効果的に対抗していく上で深刻な障害を生んでしまう。このことは、ドナルド・トランプ米大統領が大統領選挙戦の中で、自身の重要な課題のひとつに挙げていたはずだ。」ペスコフ報道官は強調した。

米国はシリアのイドリブで行われた化学兵器攻撃への報復として、同国西部にある軍事基地を攻撃した

米国政権の発表によれば、地中海の軍艦からホムス県の空軍基地に向けて、およそ59発のトマホークミサイルが発射された。

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