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コロラド大学ボルダー校のジョン・バリー教授によれば、こうした原始星(誕生初期の恒星)の爆発は、極めてはかないものだが「星の揺籃の地」の中では、かなり頻繁に起こり得る。ガス雲を吹き飛ばしながら、超新星は、巨大な「星の揺籃地」での星の成長のスピードを制限するストッパーの一つになっている可能性がある。
アルマ望遠鏡が持つ新しい可能性を利用することで、天文学者らは、ガス雲の中を覗き見ることができ、そこでのガスの流れを調べる事が出来た。そうした出来事は長くは続かないものの(数百年)比較的よくあり、そうすることで星形成の調整に貢献しているものと予想される。アルマ望遠鏡のデータにより、一酸化炭素の分子の分布と高速移動の調査が可能となった。それにより、学者達は、こうした現象の物理的メカニズムをより理解できるようになっている。
先の報道によると、ロスコスモスの国際活動担当副社長は、ロシアのヴォストーチヌィ宇宙船発射基地のインフラ整備への日本の融資及びそこからの商業ベースでの宇宙機器打上げの展望について触れた。