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世論調査機関の韓国ギャラップによれば、来月9日に実施される大統領選挙には、5人の候補が出馬しているが、これまでのところ、最大野党「共に民主党」のムン・ジェイン氏が大きく、他の候補をリードしてきた。3週間前には、ムン候補の支持率は、彼に続く候補者「国民の党」のアン氏の2倍あった。しかし4月7日に実施された世論調査によれば状況は変わり、ムン氏38%、アン氏35%と、その差は僅か3%となっている。
差が縮まったのは、保守的な人達の間で、北朝鮮に対するアン氏の強硬な立場に共感する人が増えていることによるものと見られている。
正式な選挙運動は、4月17日から始まる。前回2012年の選挙では、ムン氏とアン氏は、パク・クネ氏に反対する共同戦線を組んでいる。