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JAMSTECは地殻とコアの間にあるマントルまで地殻を掘り進める意欲的な目標を設定。マントルは地球の体積の84%を占める。インターナショナル・ビジネス・タイムズが報じた。
計画には世界初のライザー式科学掘削船「ちきゅう」が用いられる。地殻の厚さは5キロから10キロであるため、計画に立ちはだかるのは「深い水域」「硬い岩石」「熱」の3つの壁。4キロの水と6キロの厚さの地殻を掘り進め、マントル上層部に到達する。
Japanese scientists want to be first to drill into the Earth's mantle https://t.co/d41AuKuNHz pic.twitter.com/WMBIZFRSBY
— CNN (@CNN) 8 апреля 2017 г.
まずは2017年9月にLAMSTECの深海調査船「かいれい」でハワイ北東の海域で調査が行われる。掘り進める候補は3つで、全て海底。
プレートの動き方から地震発生メカニズムを研究し、地球がいかに形成されたかなどを確認したいと考えている。