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プロジェクトに取り組む意向を表しているのは、沿海地方の「スモトリ」テクノホールディング。「スモトリ」は先に沿海地方政府および日本企業1社とこれに関する合意を締結している。なお露日共同プロジェクトは「プロメテウス」と名付けられた。
マスコミによると、プロジェクトは鳥取県で開かれた第22回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミットの場で明らかになった。
「スモトリ」グループのヴィタリー・ヴェルケエンコ社長は「露日プロジェクト発展用に3ヘクタールの土地が確保されており、事業計画の練り上げと設計が進められている」と発表した。
ヴェルケエンコ氏によると、最初の段階では年間最大5000台の生産が計画されている。同氏は「技術はすでに仕上がっているため、日本の小型車を電気自動車へ変えるのに多額の費用は必要ない」と述べた。「スモトリ」は来年仕事に着手する計画。
先の報道によると、ロシアは昨2016年、軍事技術協力の路線で90億ドルを超える契約を結んだ。