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戦闘車MEHEL 2.0は、施設防衛用の対空システムの一部として開発されている。
MEHEL 2.0は、ドローン対策に用いられる。MEHEL 2.0は、装甲車Strykerを基盤としており、出力5キロワットの戦闘用レーザー、また小型ドローンを発見、識別するためのシステムが搭載されている。
米軍は、レーザー兵器は無人航空機、迫撃砲弾、弾丸、敵の軽飛行機やヘリコプターなどの複数の種類の対象に効果的に対処することを可能にすると考えている。また戦闘用レーザーは、発見した砲弾や即席爆発装置を兵士たちがより迅速に破壊するのも助ける。このような兵器は、イラクやシリアで戦闘員が市販のドローンを頻繁に使用するようになったことを考慮すると、特に必要だ。
MEHEL 2.0は無人機対策の他、即席爆発装置を遠隔爆破するためにも使用される可能性がある。
マスコミは、オクラホマ州の「トンプソン・ヒル」射撃場で、戦闘に近い状況の中、テストが実施されたと報じた。
先の報道によると、鎮火や水上救助に対応できるよう設計され、中国で開発中の世界最大の水陸両用機「AG600」の初のテスト飛行は5月中旬に行われる。