心理戦の教え?軍事攻撃の話があったにもかかわらず、トランプ大統領の艦隊は朝鮮半島沖にいなかった

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トランプ米大統領が艦隊の派遣について述べた後、朝鮮半島では緊張が高まり、Fox Business Networkは14日、空母打撃が北朝鮮沖に向けて「舵をとっている」と報じた。だが海軍が公開した画像によると、それは全く違ったようだ。画像には、15日にインドネシアのスマトラ島とジャワ島の間のスンダ海峡の穏やかな海を航行する空母がうつっている。

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言い換えれば、メディアが米国の先制攻撃について論じていたまさにその日、司令部は空母「カール・ビンソン」を、朝鮮半島から南西に4800キロ超離れた「インド洋での予定されていたオーストラリア軍との共同訓練」に参加するため、別の方向へ向かわせた。

18日、中国メディアは、艦隊が誰もが想定した場所には位置していないというニュースを、幾分あざけて取り上げた。

これはどういうことなのか?誤解それとも状況の意図的混乱なのか?

上海にある復旦大学韓国研究センターの専門家カイ・ジャン氏は、これは「心理戦あるいははったりだ」とし、米国は実際のところ今北朝鮮を軍事攻撃するつもりはなかったとの見方を示している。

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ワシントンの調査機関である戦略予算評価センターの嘱託上級研究員バベッジ氏は、空母打撃群を北に派遣する前にトランプ政権は、中国が北朝鮮に自ら圧力をかけるための時間を少し与えることに決めた可能性もあると述べている。加えて北朝鮮へのあらゆる先制攻撃は、恐らく長距離航空機を使って実行できるはずだ。

米海軍が公開した別の画像によると、空母「カール・ビンソン」は4月12日から14日にかけて南シナ海にいた。

いずれにせよ、空母打撃群が現在実際に北に向かっている可能性は十分にある。

Korea Heraldは、匿名の韓国政府関係者の話として、「空母打撃群は、北朝鮮による挑発への対応を目的とした大規模な海上訓練を行うために韓国海軍に合流する」と報じた。

またCNNテレビも、米国防総省関係者の話として、空母は朝鮮半島沖に4月末に到着すると伝えた。

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