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時事通信によると、モゲリーニ氏は「米国の友人に直接、明確に言う」と前置きした上で、「国連への資金拠出の継続は、地球規模の平和と安全にとって、国防予算と同等、あるいはそれ以上に重要だ」とし、「国連への支援はわれわれの安全保障にとって重要な投資だ」と強調した。
国連への最大の財政拠出国である米国が実際に予算を切り詰めれば、国連全体に影響が及ぶため警戒感が広がっている。トランプ氏は昨年の米大統領選中、パリ協定から離脱すべきだと訴えていたが、結論には達していない。
先に、トランプ氏は4月27日、ロイター通信とのインタビューで、地球温暖化防止の国際枠組み「パリ協定」から米国が離脱するかどうかを約2週間後に表明すると語った。