スプートニク日本
米メディアでは、ワシントンで行われたトランプ大統領とラブロフ外相の会談への記者たちの立ち入り許可に関する議論が展開された。
ロシア外務省は、トランプ大統領がラブロフ外相及びキスリャク駐米ロシア大使と握手している写真を公開した。
米国の記者たちは、彼らにはこの会談を報じることが許可されなかったことに憤慨した。なおCNNの記者は、匿名の政府関係者の話として、ホワイトハウスは写真が公開されたことに不満だったと主張している。
シェルバク氏はFacebookに「私は、米国の記者たちにプロとしての尊厳を失わず、撮影の組織や、米メディアの立ち入り許可における自分たちの失敗を別の人々のせいにしないよう求める。私は何年もプロの写真記者として働いているが、このようナンセンス、ばかげた非難に直面するのは初めてであることを認める」と投稿した。
シェルバク氏は、外務省とТАСС通信の共同作業の条件に基づき、写真の一部を公開用として外務省に提供していると説明した。その後、写真は他のあらゆるフォトエージェンシーや通信社と同じように拡散される。
なおТАССは、米メディアの反応に驚きを表した。シェルバク氏は、ラブロフ外相に定期的に同行している。さらにロシア外務省はラブロフ外相の米訪問の前に、シェルバク氏が外相の専属カメラマンを担当すると伝えていた。
ТАССは「さらにТАССの写真記者の仕事の前にも後にも米国側は同会談の写真の流布に一切制限を設けなかった」と指摘した。