市場は石油不足状態に向かっている=アナリスト

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世界の石油市場は石油不足状態に向かっている。ブルームバーグがUBSのアナリスト、ジョバンニ・シュトーノボ氏の意見を基に報じた。

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2月中旬の米国の石油在庫削減は、同国石油市場でのバランスが回復したことを示しているとシュトーノボ氏は指摘。氏は、OPEC加盟・非加盟国が減産合意の条件を遵守していくなら、2017年第2四半期には石油不足がさらに進むと見ている。そうでない場合、石油価格は1バレル=40ドルまで下がる。

シュトーノボ氏は、現時点までにウィーンでの減産合意は結実したとして、次のように述べた。

国際石油価格 米備蓄減で引き続き値上がり - Sputnik 日本
国際石油価格 米備蓄減で引き続き値上がり

「OPEC加盟・非加盟国の減産取引は不成功だと多くのものが見ているが、私たちはそうではない。」

OPECは昨年11月30日、ウィーンで、同年10月の水準から一日120万バレル減産することで合意した。

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