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共同通信によると、被害に遭ったコンピューターに、仮想通貨「ビットコイン」で300ドル(約3万4千円)を支払うよう求める表示が出ており、「ランサムウエア」(身代金要求型ウイルス)とみられる。英BBCは、サイバー攻撃を行ったのは「シャドー・ブローカーズ」と呼ばれるハッカー集団であると伝えた。同集団は4月、米国家安全保障局(NSA)が開発したとみられる悪性ソフトを公開したという。
専門家らによれば、被害規模はさらに拡大する。伝えられるところでは、現在、74カ国は日本のほかロシアや中国、トルコ、ベトナム、フィリピン、イタリア、米国などが含まれ、ロシアが最大の被害を受けているとのことだ。