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国防相によると、米国が軍事製品供給にあまりに厳しい条件を突きつけてきたため、購入意欲が全て失せたということだ。そしてこれは、同国南部で海賊や武装集団と戦うために飛行機や艦艇、ドローンがフィリピンにとって喫緊とされている時のことだ。ロイターが報じた。
これを受けて、フィリピンはロシアに打診を決意。マレーシアで3月に開催された国際航空宇宙海軍事機器展(LIMA-2017)でフィリピンが、ロシア防衛産業の製品に強い関心を示したのは記憶に新しい。連棒軍事技術協力庁のドミトリー・シュガエフ長官は、フィリピンとの接触が、特に装甲兵器、小型武器、航空、艦船供給分野で活発化されたとした上、フィリピン市場の展望は開けていると評価されていると強く主張した。