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研究チームは広州の子どもの親と、学校関係者に質問し、子どもの肥満と健康的な食事の欠如、そして座りっぱなしの生活の関係を発見した。
多くの関係者は、祖父母がわざわざ孫たちに沢山ご飯を食べさせると指摘した。
回答者の1人は次のように述べた。
「彼らは時代遅れの概念を持っていて、脂肪は健康のしるしだと信じているのです。」
広州に越して来たばかりの家族には、別の問題があるということだ。祖父母が故郷に残っており、大人が仕事にいる間、子どもたちの面倒を見るものがいないのだ。大人の目を離れた子どもたちは暴食するが外をあまり歩かず、結果、太ってしまう。
昨年、中国の肥満児童の割合が、男児で17.2%、女児で9.11%に達したと発表があった。
先の報道によると、「家の中で飼われている動物は、その家に住む子供達に生ずる肥満やアレルギーのリスクを低減する」-学者達のそうした見解が、雑誌Microbiomeに発表された。