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リャプコフ次官は露米の相互行動はミンスク合意の実現を促進するものの、ウクライナ側が遂行を望まないために合意は破棄、修正されているとの見方を示し、このために米大統領府はウクライナ政権と対話を行うことが必要不可欠だと述べた。
リャプコフ外務次官は「ロシアは米国との間にこの件を管轄する高官の代表レベルで具体的な話をする構えだ。このディスカッションがスタート次第、ロシアは再び自国の立場を米国側に明らかにする」と語っている。イズヴェスチヤ紙が報じた。
ウクライナ政権は2014年、ドネツク、ルガンスクの両人民共和国に対して全面的な軍事作戦を展開。ミンスクでのコンタクトグループの会談で採択された文書に関わらず、ウクライナ東部の戦闘行動は今も続いている。