スプートニク日本
スプートニク:デニスさん、「セゾン・リュッス(ロシアン・シーズン)」の幕開けを飾るボリショイ劇場バレエ団の日本公演まで文字通り、数日となりましたが、今のお気持ちは?
スプートニク:日本の方達は、ロシア・バレエの中で特に何がが気に入っているのでしょう?
デニス:やはり「白鳥の湖」ですね。この作品は、ボリショイ・バレエの名刺代わりですしブランドです。上演は、どの国でも必ず成功します。日本の観客は特に、感情がどう表現されているかに目をむけます。しかしもちろん技術も忘れてはなりません。なぜならロシア・バレエの特徴は、まさに、高い技術と俳優的要素の結合にあるからです。
スプートニク:あなたは傑出したプリマバレリーナである、スヴェトラーナ・ザハロワさんとペアを組んでいますが、その事は、あなたにとってどれだけの重要性を持ち、責任を課していますか?
デニス:スヴェトラーナのパートナーであるというのは、私にとって、人生の幸福な切符のようなものです。全力を出して、彼女にふさわし相手役になるよう努力しなくてはなりません。二人のコンビが発展していっている事、今日の舞台が前回のものより常に興味深いものになっている事は、本当に嬉しい限りです。
スプートニク:あなたは、バレエダンサーとしての素質から言っても、その外見から言っても、生まれながらの王子役ですが、この役を演じる難しさはどんなところにありますか?
スプートニク:バレエという職業は、芸術の囚われ人のようなもので、毎日不断の終わりのない努力が必要だと一般には考えられていますが、これについてはどう思われますか?
デニス:バレエアーチストは皆、しばしば何かちょっとしたケガをしますが、それと共に人生を学ぶ必要があります。バレエアーチストに必要なのは、毎日すべて最初から始める事です。身体がリハーサルに向け準備ができているように、身体を正しく整え、温めなくてはなりません。おまけに今日は「スパルタクス」、明日は「白鳥の湖」を踊れと言われます。演目によって使う筋肉が違いますから、すべて作り直す必要があります。
スプートニク:バレエという仕事は、事実上、あなたのすべての時間を占めるものですが、それでも息抜きの時間ができた時、何をしますか、何をして楽しみますか?
今年、第1回「ロシアの季節」フェスティバルの枠組みで、日本42の都市で250以上の大規模な行事が行われる。このフェスティバルには、露日間の緊密なパートナー関係発展の新たな段階という、国家レベルでの特別な意義が与えられている。
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