スプートニク日本
「ホワイトハウスは一方的に制裁解除を行うことを真剣に検討した。」元米国務省職員のデン・フリッド氏はこう語る。フリッド氏は制裁解除政策の策定を指示された役人数人らから電話をもらったことを明かした。こうした電話のあと、フリッド氏はベン・カーディン上院議員他、数人の議員に働きかけ、制裁解除を難しくする法律を採択するよう依頼した。
トランプ氏の大統領就任からわずか数日後、国務省に指示が送られた。元政府関係者2名によると、シリアでのテロとの戦いでロシアが同盟国となるためにロシアとの関係改善案の策定が提案された。
その他にも、閉鎖された米国にあるロシアの外交官用の宿泊施設を、ロシアへ返却することも計画されたという。