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プーチン大統領はサンクトペテルブルグ国際経済フォーラムで質問に答え、「NATOをめぐる口論はロシアを助けるか?NATOが崩壊する可能性があるという意味では助けることになるが、今のところ我々は崩壊を目にしていない。私はすでに何度も、公の場でも、疑問を呈してきた。つまり、NATOはソ連といわゆるワルシャワ条約との戦いにおける冷戦の道具として創設された。現在ワルシャワ条約もソ連もないが、NATOは存在している。疑問が浮かぶ。なぜなのか」と述べた。
ビジネス界の交流や鍵となる経済問題の協議のための世界をリードするプラットフォームとなったサンクトペテルブルグ国際経済フォーラムは今年、6月1日から3日にかけて開催される。「スプートニク」を傘下に収める国際通信社「ロシアの今日」はフォーラムの情報パートナーである。
トランプ大統領の就任以降、NATOをめぐって摩擦が頻発している。トランプ大統領によると、多くの欧州諸国はNATOのための金銭的義務を果たしていない。